2009年9月 2日 (水)

建築士の独り言⑫

9月1日防災の日でした。この日は1923年9月1日起きた関東大震災に因んで制定された記念日であり、日付はその9月1日で、1960年に制定されました。先日も静岡県を中心にマグニチュード(M)6.5の地震がありましたが、静岡県は以前から地震に対する意識が高く、備えもしっかりして行っている人が多くこれだけの地震がおきても他の地域と比べて被害が少なかったと思います。しかし全国的には住宅の耐震補強も進んではいますが、しかしまだまだ耐震化率は進んでいません。

また昨年に改正された建築基準法で4号特例の見直しがありましたが実施時期については未定でした(地場の工務店が混乱するため)。しかし一部の自治体は先行的に見直しがされ特例がはずされているケースも出ています。住宅の大半を占める4号建物の構造根拠を示す計算をされることは非常によいことで今後は計算書をつけて確認含め設計作業がなされることは、今まできちっとして計算をしてきた私にとっては当たり前の状況になってきたと思います。昨年の調査で1800棟もの構造欠陥が指摘され、多分それは氷山の一角で、現在の軸組み工法で金物を使って接合部したものであれば、当然その根拠を示さなければいけないと思います。

取り留めの無い話になりますが、選挙結果が出ました民主党の大勝です。今回の選挙での民主党のマニュフェスト政策集に建築関係の記述がありました。

「建築基準法などの関係法令の抜本的見直し、住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化、関連組織の整理・縮小に取り組みます。また、よりきめ細かな住宅政策を推進するため、必要な予算をすべて地方自治体に一括交付します。」とあります。

2006年4月に民主党の長妻議員が耐震偽装問題を受けて対策法案を提出しました。

そのときに骨子に

1、「設計施工の分離の促進」があります。

設計事務所の立場を十分に理解し、そして再発防止策として最善の策を提案しています。民主党政権が誕生しこの法案が成立すれば建築士の地位も向上し行くのではないかと思います。

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