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2020年4月30日 (木)

建築士の独り言2020⑥

ちょっと前の話ですが、昨年に起こった出来事で

共同住宅の界壁が不備で多くの建物の施工をやり直したり

使用を停止して修補を余儀なくされた事件がありましたが、

その時にかかわった建築士の処分が国交省より昨年12月に

発表がありました。ちょっと驚いたのは、かかわった3人の建築士の

処分は免許取り消しとありました。かなりきつい処分です。

建築士番号からいうと、おそらく一番働き盛りの年代だと

推測されますが、免許取り消しとなると、

これから資格を持っているからできる、会社を退職してからの

人生設計がだめになってしまう非常にきつい処分です。

振り返って私も住宅の検査に赴くことがあるのですが、

その時に立ち合い者で設計者にあったことが皆無です。

すべて工務店(施工担当者)に任せているのが現状です。

工務店の施工担当者がいい悪いではなくて、

上述のように、建物の法律的な責任を負うのは

設計者であるということなのです。

ですからいくらクライアントが法律違反な要望をしても

それを施工者がやってしまってもし問題が起きた場合

でもその責任は設計者が負うということを、

設計者は肝に命じておかなければならないということです。

もっと自分の職責をアピールして、その責任にあった

報酬に代わることを願います。(笑)

 

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