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2011年6月23日 (木)

建築士の独り言2011 オープンシステム

オープンシステムの話しいかがでしたか。

戦後日本に欧米から建築士制度が導入されたとき、

日本の建築業界は古くからの制度として

棟梁が設計施工の一切を仕切りるやり方を

変えようとしませんでした。またハウスメーカーという、

いわゆる国策で、早く安く、国民に住宅を提供するために

プレハブ住宅というものが日本全国に住宅を供給してきました。

しかしバブルがはじけ、また日本経済も高度成長期から、

円熟期へと移行する中、それぞれの個性を生かしまた、

欧米のように中古住宅の価値を見直す時代になってきています。

これからに100年はいいものを後世に残していくことが

今に生きる私たちの役割だと思います。

オープンシステムは、家作りの原点に立ち、

それぞれの個性を生かしながらいいものをよりやすく、

設計事務所としての職能を十分にお客様に対して

発揮できる唯一の方法だと自負しています。

家作りを考えたとき是非オープンシステムを選択して

ください。きっと満足度200%の家が実現できるでしょう。

そのお手伝いを私どもに是非やらせてください。

オープンシステムで自分流の家実現しませんか?

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2011年6月22日 (水)

建築士の独り言2011⑳

≪第三者の立場で工事を監理≫

建物を建てる位置を決定し、基礎工事、仮

設足場、建方、屋根工事というように
それぞれの専門工事会社が順番に現場に入

ってきて
建物はしだいに出来上がっていきます。

その一つ一つの工事を私たちオープンシステム

の建築士は
図面通りに工事がなされているか、出来映え

はどうかをチェックします。
施工間違いや不備な箇所があると、指摘して

手直しをしていきます。
これを工事監理といいます。

オープンシステムの建築士は、施主から業務を

委託されて工事監理を行います。
したがって、第三者の立場で自由に公平に工

事監理をすることができます。
つまり建築現場の審判員です。

ところが、設計も施工も全て一括で請け負っ

た場合(住宅はこの方式が最も多い)は
どうでしょうか?
野球の試合に例えれば、巨人、阪神戦の主

審を巨人の選手がつとめるようなものです。
大部分の住宅建築はこのように、審判員不

在のまま建築されているのです。

続く

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2011年6月20日 (月)

建築士の独り言2011⑲オープンシステム

オープンシステムの話し

≪工事工程表と支払リスト≫

見積の徴収、工事業者の選定等の作業と

並行して工事工程表を作成します。

 
つまり、どの業種がどのような順番で工事を進

めていくのかという計画表のことです。 

この工事工程表は工事に参加する全ての専

門工事会社に渡され 

オープンシステムの建築士と連携を取りながら

工事が進捗していきます。 

オーケストラに例えるなら、指揮者とそれぞれの

楽器の演奏者のような関係です。 

また、この工事工程表をもとに工事代金支

払リストが作成します。 

施主はこの支払リストをもとに、各専門工事

業者に直接支払います。 

基本的には出来高払いといって、その月に出

来た工事に対して 

翌月の決められた日に銀行振込を行います。 

前渡金とかを支払う必要は無く、リスク回避

にもなります。 

続く 

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2011年6月18日 (土)

建築士の独り言2011⑱

≪競争原理が働くように≫

工事現場毎に下請というかたちで専門工事

業者を寄せ集めて
建物を完成させるのが従来の建設のあり方で

す。
他の業種との大きな違いはこの部分にあります。
いわゆる多重下請構造といわれる所以です。
通常元請会社は下請会社に対して系列を

作っています。
下請会、協力会といわれるものです。
工事か発生すると下請会や協力会の業者が見積もり、元請会社に提出します。
そして元請会社が工事を受注すると、下請け

会や協力会の業者に
仕事が廻ってくるという仕組みです。
オープンシステムの場合、専門工事業者は各業種毎に
自由に見積に参加することができます。
採用されるためには技術力、工事実績や価格面で勝ち残らなければなりません。
価格優位性も技術力の一部です。
馴れ合いでは受注できません。
おのずと技術力を磨くための努力を欠かせなく

なるのです。

続く

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2011年6月16日 (木)

建築士の独り言2011⑰オープンシステム

≪工事は分割発注で≫

専門工事業者(普通は下請さんといっていま

すが)は大工さん、基礎屋さん、サッシ屋さん、

内装屋さん、というような業者です。

実際の工事現場においては、実際に作業を

行うのはこの人たちなのです。

住宅の場合は15社から20社くらい

専門工事業者の参加が必要になります。

オープンシステムでは施主と、これら専門工事

業者が直接工事請負契約を交わします。

したがって契約のときには一社ずつ

ます。」 

というような挨拶が交わされます。

施工における最初のコミュニケーションの場です。

ん。建築工事の場合は必ず元請会社がいて、 

 

工事全体を一括で契約し、下請へ、孫請へ

と外注に出されてきたのです。

続く


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2011年6月15日 (水)

建築士の独り言2011⑯

≪見積の価格は透明に≫

オープンシステムでは、それぞれの 

専門工事会社から提出された見積書 

はそのまま依頼者に公開されます。 

それを業種毎に整理して、内容、技術力

、価格が検討されます。

過去の類似建物と比較したり、オープン

システムの全国の事例と比較することも

できます。

また見積書の提出と共に、専門工事

業者から設計内容に対する改善提案

も受付け施主も交えて協議します。

施工現場における知恵と知識は専門

工事業者の人たちが最も豊富だからです。

このようなことが可能なのも、

オープンシステムの建築士事務所は 

施工業者と利害関係を持たない中立な 

立場で業務を遂行できるからです。 

つまり、施主に対して、隠さなければ 

ならない必要が何も無いからできること 

なのです。 

続く

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2011年6月14日 (火)

建築士の独り言2011⑮

≪実施設計は緻密に詳細に≫
オープンシステムの場合、見積に参加してくる

業者は基本的に自由参加です。しかも工務

店などの元請け会社に工事全体を全て一括

で見積もらせるのではなく
業種毎の専門工事会社に見積に参加して

もらいます。


その為には、どこが行っても同じ条件で見積が

できる設計図書でなければなりません。たとえば

建具工事なら、その建具はどんなデザインなの

か、材料はどういうものか
厚さはいくらか、ガラスはどうか、金物は、という

具合に各部の詳細が設計図面に明記され

ていなければ、建具屋さんは正確な見積を出

すことができません。


もし図面が不十分なら、専門工事業者は自

分に都合の良い見積をするか万が一のために

余裕を見た見積になってしまうのです。
確認申請や住宅金融公庫が通ればよい、と

いうだけの図面では正確な見積はできないので

す。


当然、工事が始まってからも現場は混乱し、

建物の品質にも影響してきます。

続きます。

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2011年6月13日 (月)

建築士の独り言2011⑭

≪計画は自由に、個性的に≫


企業の理論で計画を進めると、どうしてもこ

れを売り込みたいここの部分は絶対に依頼

者には隠しておきたい、ということが前提で話

が進みます。
それはたとえ一級建築士であっても、その人

の置かれている立場によってどのように振る舞

うかが決まります。
ハウスメーカーの社員であるならば、依頼主

の利益と会社の利益は相反します。会社

の方針に沿って話を進めざるを得ないのはや

むを得ません。
悲しいかなそれが現在の建築業界の仕組み

であり隠れている部分が大きければ大きい程、

ある意味で利益も大きいのです。
私たちオープンシステムの建築士は、施工

業者とは利害が発生しない立場で業務をし

ます。
ここが最大の強みであり、依頼主の身になっ

て自由に情報を選択し伝え個性を発揮し

た建築を創ることが可能なのです。基本設

計は模型やCGで、施主が参加して建築士

と共に結論を出すといっても設計図書だけで

は設計の内容が依頼者にうまく伝わりません。
話が一方通行になることを恐れるのです。
そこで私たちオープンシステムの建築士は、
模型あるいはCG(コンピューターグラフィックス)

を駆使して依頼者に基本設計の内容がよく

分かるように、最善の努力をしています。
建築はコンセプト創りと基本設計でその後

の骨格がほぼ決定付けられるため
最も重要な部分と考えているからです。
今までの経験からしても、施主にとって図面

ではよく理解できないことが多いようです。
よって模型を見て頂いたとたんに俄然目が

輝きだし、意見や感想がどんどん出てきます。
実は私たち建築士にとっても、模型やCGで

確認することによってあらためて発見する事

も随分あるのです。

続きます。

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2011年6月10日 (金)

建築士の独り言2011⑬(オープンシステム)

≪施主と建築士の契約関係≫


オープンシステムの建築士事務所は、

施主と業務委託契約を結んで建築を進めていきます。


業務の内容は、
・建築コンセプトのまとめ

 実施設計

・業種毎の専門工事会社からの見積徴収と分析

・専門工事会社の選定

・分割工事請負契約

・工事工程表や支払表の作成

・工事中の工程の調整と施工状況のチェック


その内容につき、施主や専門工事業者の

人たちと連携しながら建築を進めていきます。

私たちオープンシステムの建築士事務所は


・請負契約ではなく業務委託契約であること、


・しかも実際の工事はゼネコンやハウスメーカー

などに一括で任せずに 依頼主から直接

各専門工事会社に分割発注することを

大原則としています。
だからこそ透明性と自由性を確保しながら、

建築を進めていくことが可能となるのです。

続きます。

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2011年6月 7日 (火)

建築士の独り言2011⑬(オープンシステム)

≪施主が主役≫

施主自身があくまでも主体者となって

計画が進んでいかなければ本当の

意味で良い建築は実現できません。

私たちオープンシステムの建築士は、

建築を依頼する人の身になって責任を

負い、配慮し、共に考えるパートナーと

して行動します。そのために

専門工事業者との利害関係を裁ち切り

自由な立場で発想し結論を導くことを

貫いています。

施主が主役となり計画、設計、工事発注、

工事監理に積極的に参加することができます。

今までの建築は自分の建物にもかかわらず、

専門家に任せ専門家が結論を下して、

出来上がった結果だけを依頼主が

受け取ったという受動的な立場と

なっていたのです。施主が積極的に建築に

参加し、自ら専門家と共に結論を出すため

には金額を含めた全ての情報が公開

されなければなりません。

オープンシステムはまさしくこのことを実現

するために考え出された手法なのです。

その根底には、業者のために施主がいるの

ではなく、施主のために工事業者がいる

という思想に貫かれているから、

仕組みそのものまで変えることが

可能となったのです。

続きます。

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2011年6月 6日 (月)

建築士の独り言2011⑫(オープンシステム)

≪オープンシステムの理念≫


施主の要望を実現しよう!

その為に建築士がいる。オープンシステム

の理念です。
これを実現するため
オープンシステムの建築士は、

施主の良きパートナーとなって
専門的な知識と技術を駆使しながら

建築を進めていきます。
計画から完成まで、さらに完成後の

ことも含めて施主にとってどのような

選択が最善かを常に考えながら情報を

全てオープンにして建築を進めていきます。

≪コンセプト創り≫

 
建築とはあらためて生活を考えること

に他なりません。 
建築を造るということは、住宅ならば

そこで生活を始める人たちが家族

とは何か、生きるとは何かをあらためて

考え直すことであり店舗や工場ならば

そこで働く人たちが、自分たちの仕事とは

何か世の中にとってどんな意味を持つ

のかをあらためて考えることです。

つまりコンセプト創りです。

続きます。

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2011年6月 5日 (日)

建築士の独り言2011⑪

オープンシステムの話です。

住宅を建てようと思ったとき、たいていは、

ハウスメーカーや工務店に依頼するのが

大半です。

工務店とは別に設計事務所に自分から

依頼して、設計を依頼そして建てるのは

別の施工会社にするケースは

ほんの一握りです。

家を建てるのは個人にとって人生最大の

買い物で、一生のうちにそう何回もある

ものではありません。たいていは1回です。

ではその一生に一度のイベントになぜ

もっとかかわらないのでしょうか。例えば、

あるハウスメーカーへ依頼したクライアント

は間取りは予算からこの間取り、使う材料

は外壁はサイディングでこの中から

(メーカーカタログ)選ぶ、屋根も、

内部の仕上げも、内部の仕上げもすべてが

クロス張りクロスのカタログから選ぶだけ、

キッチン、お風呂、洗面、すべて出された

カタログの範囲の中からチョイスしていく

だけです。これで本当にいいのでしょうか?

ある調査で自分が選べるとすれば家の

内壁はクロスを使わない人が圧倒的に

多い結果が出ています。またクロスを使う家は、

欧米ではほとんどありません。クロスが悪い

わけではありませんが、クロスしか選択肢が

ないというのがそもそもおかしいのです。

自分が住む家ですからもっとこだわりを

持って、いろんな選択肢を考えてその

中から選んでいける、これって本当に

当たり前のことだと思います。しかし現実は

当たり前のことが当たり前にできない。

予算という壁でこれしかないって言われて

しまう。ある工務店の社長と話したのですが、

客は予算の壁がネックになって例えば

クロスの壁を珪藻土に変えたらいくらいくら

高くなるから、予算オーバーになってしまう

だからこの予算ではこれしかできない、

というとたいていはあきらめてしまい、

工務店の提示した内容で事が進んでいくこと

がほとんどです、そして後で聞くと利益は

25%あったとか、3000万の家で1000万利益

が出たとか平気で話をしています。

しかしその工務店の社長は自らクロスを

張ったりはしません。大工仕事も、左官も、

すべて下請けです。

そして仕事のチェックはすべてその専門

工事会社が自ら行っています。

特に隠れてしまう部分は誰も見ていない。

そんなことでいいのでしょうか、大きなお金を

払ってすべてを任せてしまっていいのでしょうか。

オープンシステムはそんな当たり前のことを

当たり前に行うための手法です。

続きはオープンシステムを詳しく説明します。

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2011年6月 3日 (金)

建築士の独り言2011⑩

昨日の国会はいったいなんだったんでしょうか!

茶番劇そのものです。これで東日本大震災の

復興、復旧はますます遅れます。

不信任案をだす野党も戦略も何もなしですし、民主党の

議員も情けない、特に鳩山前首相の詰めの甘さとゆうか

信念の無さとゆうか、見ていて腹が立ってきます。

これでは参議院でねじれ現象になっている

ままではさまざまな法案は野党の協力は

得られず、どんどん遅れていきます。

いくら議論しても、はなから反対ありきでは

話し合いにならない。

もっと政治家は自己を捨てて仕事をして

ほしいものです。彼らを選んだ責任も

あるのですが選んだ以上一定期間彼らに

仕事をしてもらわないと、すぐには選びなおせないので

本当に困ったものです。

小沢一郎何やってんですか!!

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2011年6月 2日 (木)

建築士の独り言2011⑨

既存の建物で液状化が心配な場合

どんな方法があるでしょうか。

液状化を防ぐためには地震による

地下水の移動を防ぐのが有効ですが、

それには例えば建物外周に地中壁

作る方法がありますが、水位の深度、

砂地盤の厚みによってはかなりの

深さまで作らないと効果は出ません。

また基礎下の地盤を改良する方法も

ありますが、建物の下部に施工できる

空間を作って置き換えをしなければ

いけませんので、費用もかなりかかり

現実的ではありません。

では液状化の被害を受けて建物が

傾いた場合の修補方法も考えていきましょう。

水平修復の工事方法には

「アンダーピニング工法」および「耐圧版工法」

などがあります。 地耐力の状況、沈下の

終息状況、施工状況などから、工法を選定します。

アンダーピニング工法

基礎下地盤に鋼管杭を圧入し支持杭とし、

基礎下からジャッキアップを行なう

水平修復方法で、再沈下の恐れが大きい

場合に行われる工法です。お住まいに

なりながら修復したい場合に多く

採用されております。

 再沈下の恐れはほとんどなく品質面で

お奨めしますが、施工費は、人力による掘削

が多いため高額な工事となります。

091015anda_2   

耐圧板工法

 基礎下地盤に保持鉄板を敷き支持盤とし、

基礎下からジャッキアップを行なう

水平修復方法です。地盤状況に応じ、

耐圧板の下に、均しモルタルまたは

地盤改良を施します。

これらの方法がありますが、いずれも

費用はかなりかかります。

091015taiatu

液状化地盤の対策はまだまだ未知の部分

がかなりありますがこれから新築を考える

場合は、調査を含め建築士とよく相談の上

考慮してください。

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2011年6月 1日 (水)

建築士の独り言2011⑧

地盤調査について

最近はスウェーデン式サウンディング試験と調査方法が

主流ですがこれですと地盤の強度は測れますが、

地盤の内容例えば土質、水位は測れません。

ボーリング調査をして土質サンプルを採取して行う

試験ですと土質、水位は目視で確認ができ対策も

とりやすくなります。また液状化の検査として

粒度分布の検査も行うとよりいっそう詳しくわかります。

しかしはやり費用はサウンディング試験より10倍以上

かかりますので、なかなかそこまで調査に費用は

掛けられません。

ではどうすればいいか、今は各自治体で液状化

マップが出ていますのでまずそれで自分の

土地がその地域にあるかどうかがわかります。

液状化地域に入っている場合は前述の調査をやって

液状化対策が必要かどうかを判断します。

では、液状化対策としてはどんなものがあるでしょうか。

大きなビルとかのやり方と住宅など小規模建物と

対策の方法は異なりますので、

ここでは住宅を対象に考えてみます。

べた基礎

住宅の基礎では一般的ですが、十分な曲げ抵抗を

持つ必要があります。特に,地盤が液状化した場合は,

砂が局部的に陥没したり,流出したりする恐れが

ありますので,さらに大きい曲げ抵抗が必要です。

また,建物が全体として傾斜した場合は,

ジャッキアップして建て起こすことができます。

基礎厚さを220 mm とし,直径13 mm の鉄筋(D13φ

を縦横200 mm 間隔のダブル配筋としておけば,

片側が全長にわたって幅1.9 m 流出しても,また,

直径数㍍の陥没が起っても,べた基礎が被害を

受ける恐れはなく,かつ,建物はそのままにして

おいて,ジャッキアップによって容易に

建て起こすことが可能です。

杭基礎

 建物が液状化しない地層まで届く杭によって

支持されていても,液状化によって杭が壊れ,

それに伴って建物が傾斜などの被害を

受けることがあります。

 杭基礎による液状化対策には,地盤改良を

併用する場合と,併用しない場合とがあります。

前者は,重要性の高い構造物,または液状化層が

流動する恐れがある場合が対象となるでしょう。

いずれの場合も,地盤・杭・構造物からなる系の

地震時の挙動を予測するには,非常に高度な

解析を行う必要があります。したがって,

鋼材などの靭性の高い材料の杭を使って,

ねばり強いシステムを構築することが望ましいと

言えます。しかし経済的な制約もありますので,

これについても,設計者と施主がリスクとコストの

兼ね合いについて共通の理解を持つことが必要でしょう

置換工法

液状化層の土を除去し、良質土又は貧配合の

コンクリート(単位面積当りのセメント使用量

が少ないコンクリート)に置き換える工法。

土で置き換える場合は、転圧締固めが必要ですが、

セメントなどを混合して、固化させることも多い。

置換工法には発砲樹脂を基礎下に配置して、

軟弱地盤対策と併用した、

コロンブス工法があります。液状化対策と免震効果で、

地震対策としても有効です。

続きは既存建物についての対策を考えます。

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