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2011年6月 5日 (日)

建築士の独り言2011⑪

オープンシステムの話です。

住宅を建てようと思ったとき、たいていは、

ハウスメーカーや工務店に依頼するのが

大半です。

工務店とは別に設計事務所に自分から

依頼して、設計を依頼そして建てるのは

別の施工会社にするケースは

ほんの一握りです。

家を建てるのは個人にとって人生最大の

買い物で、一生のうちにそう何回もある

ものではありません。たいていは1回です。

ではその一生に一度のイベントになぜ

もっとかかわらないのでしょうか。例えば、

あるハウスメーカーへ依頼したクライアント

は間取りは予算からこの間取り、使う材料

は外壁はサイディングでこの中から

(メーカーカタログ)選ぶ、屋根も、

内部の仕上げも、内部の仕上げもすべてが

クロス張りクロスのカタログから選ぶだけ、

キッチン、お風呂、洗面、すべて出された

カタログの範囲の中からチョイスしていく

だけです。これで本当にいいのでしょうか?

ある調査で自分が選べるとすれば家の

内壁はクロスを使わない人が圧倒的に

多い結果が出ています。またクロスを使う家は、

欧米ではほとんどありません。クロスが悪い

わけではありませんが、クロスしか選択肢が

ないというのがそもそもおかしいのです。

自分が住む家ですからもっとこだわりを

持って、いろんな選択肢を考えてその

中から選んでいける、これって本当に

当たり前のことだと思います。しかし現実は

当たり前のことが当たり前にできない。

予算という壁でこれしかないって言われて

しまう。ある工務店の社長と話したのですが、

客は予算の壁がネックになって例えば

クロスの壁を珪藻土に変えたらいくらいくら

高くなるから、予算オーバーになってしまう

だからこの予算ではこれしかできない、

というとたいていはあきらめてしまい、

工務店の提示した内容で事が進んでいくこと

がほとんどです、そして後で聞くと利益は

25%あったとか、3000万の家で1000万利益

が出たとか平気で話をしています。

しかしその工務店の社長は自らクロスを

張ったりはしません。大工仕事も、左官も、

すべて下請けです。

そして仕事のチェックはすべてその専門

工事会社が自ら行っています。

特に隠れてしまう部分は誰も見ていない。

そんなことでいいのでしょうか、大きなお金を

払ってすべてを任せてしまっていいのでしょうか。

オープンシステムはそんな当たり前のことを

当たり前に行うための手法です。

続きはオープンシステムを詳しく説明します。

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