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2011年5月31日 (火)

建築士の独り言2011⑦

既存の建物と新築の場合と別に考えて見ましょう。

まず新築の場合は

住宅を建てる地盤が液状化を起こしやすい地盤か

そうでない地盤かを見極める必要があります。

平野の地盤(特に砂地盤)で地下水位の浅い場所

が地震により繰り返し振動を受けると,砂粒同士の

摩擦やかみ合わせが切れて、地下水と土粒子とが

混合された液体の様になります。こうなると、

今まで受けていた荷重を土粒子で分担できなくなり、

その分が地下水に作用して地下水圧が上がり、

地下水は地盤のわずかな隙間や弱い部分を

伝わって細かい土粒子と一緒に地上に吹き出し

(噴砂という),火山の噴火口のように砂がたまります。

地震がおさまって地下水圧が下がってくると,

砂の粒子は徐々に沈降して,新しい配列となり、

最終的には多くの場合地表面は沈下します

液状化しやすい地形
 一般に液状化しやすい地形として、自然地形

では湾岸、三角州、河口、砂丘間凹地、砂丘の

縁辺、沼、旧河道、河川沿い、扇状地末端、

自然堤防縁辺、谷底平野などがあげられ、

人工地盤では、浚渫による埋立地、沼・湿地・

水田・谷地形の盛土地、道路・鉄道・堤防

などの砂による盛土地などがあげられます。
液状化しやすい地盤 
 一般にN値が20以下の緩い砂層

(シルト質砂〜中砂)で、粒子が比較的揃い、

地下水が浅く飽和状態にある場所が液状化

しやすいといわれます。また地下水面より

上位の地盤、粗い砂礫や粘土からなる

地盤は液状化の可能性は低くなる傾向もあります。

建物を建てる時大半は地盤調査をするはず

ですがそのときに調査方法を考える必要があります。

続きはこの次

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