« 建築士の独り言2010② | トップページ | 建築士の独り言2010④ »

2010年1月20日 (水)

建築士の独り言2010③

 正月の番組で京都の名園「織寶苑」が紹介されました。

この庭園は七代目小川治兵衛が明治・大正期に作庭した庭で明治の京都の富豪が依頼

したものといわれています。

その中にある日本家屋は戦後に進駐軍が接収した際、内装が洋風に変えられたが、

今回大正時代の図面や写真を参考に大修理が行われ完全に取り払われていたふすま

や畳を新しく入れ、ふすま絵は日本画家の森田りえ子さんやグラフィックデザイナーたち

が描きました。庭園も、川の一部が埋められていましたが、地面を掘り、遺跡のように残

っていた流れを復活させた。バルブ室は庭園の裏へ移設し、倉庫は管理棟として和風に

建て替ました。 この春にも一般に公開する予定ということでした。

 戦後日本人は欧米式の便利さや快適さを真似し、積極的に取り入れてきましたが、

日本の伝統文化、技術が持つ自然と調和した人も自然の一部という日本人独特の観念

も、見直す時期に来ていると思います。最近CO2削減なの環境問題が声高に言われてき

ていますが、日本人はもともと自然との調和を大切にしてきました。私たちの生活も少し

昔の知恵を取り入れながら、いい環境との調和をしていきたいと考えます。

南禅寺の近くなので、公開が決まったら出かけていって、匠の技を見てみたいと思いま

す。 

Syokuhous120_3

|

« 建築士の独り言2010② | トップページ | 建築士の独り言2010④ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 建築士の独り言2010③:

« 建築士の独り言2010② | トップページ | 建築士の独り言2010④ »