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2009年3月 9日 (月)

建築士の独り言④

③の書き込みから時間がたってしまいました。

瑕疵担保履行法が施行され、10月1日引渡し物件から義務化されます。住宅の建設現場に、確認申請の中間検査、瑕疵担保履行法の保険法人の検査、それに加え、性能評価の検査を入れると第3者の検査が頻繁に行われる結果となります。これは一見いいことだろうと思いますが。裏を返せば造り手側が以下に信用されていないかです。そして建築士いたっては自分たちの仕事の範疇である、監理の仕事を検査機関を通して別の建築士が行うという実に、非効率で、自分たちの仕事を自分たち自身で取り合うという実に悲劇的な業種になっています。この原因は建築士自身の自浄能力の無さが巻いた種といえるのでしょうが、もうひとつの大きな原因が建築士の社会的立場があまりにも低いことが原因となっています。特に建築士団体が分散して活動しているからだと思います。まず建築士団体をひとつにまとめ、それに所属をしていない建築士は建築士業務を続けていけない位の組織としての見識を持たないといけないと思います。そして、施工と設計は、必ず分離し、例え4号物の住宅でもきちっとした設計の元で(構造計算もきちっと行われた)うえで監理も設計者が行えば、検査法人の検査など必要なくなるのではないでしょうか。巧妙に役人の天下り先を無数に作ってそして検査といっても肝心の基礎、構造躯体は少し見るだけで本当に信用の置ける住宅が建つのでしょうか?やはり現場にかかわっている、施工者と監理者が緊張感の中で、品質を確保していき、消費者に安心して住宅を手に入れることができるようにするのが、本当の意味での品質ではないでしょうか。保険があるから品質が確保されるかは別の問題で、保険では品質は確保されることは無いと思います。とにかく建築士の本来の業務を行うシステムを構築することが品質確保の本当の姿だと思います。

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