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2007年3月29日 (木)

建築士の独り言

2007年3月25日942分に能登半島沖でマグニチュード6.9の地震が発生しました。震度は輪島市などで震度6強となっています。被災地の方には謹んでお見舞い申し上げます大きな地震の割には被害が意外に少なく不幸中の幸いであると各メディアが取り上げていますが、その中で建物のあり方注目した記事もありました。それはこの地方独特の建物の姿が地震に強かったということです。まずひとつは、建物のバランスがよかったということです。つまり正方形に近い家が多かったといわれています。また住宅そのものは古いものが多くても(築40年50年以上)雪国の積雪にも耐えうるように柱は太く、高さも低いものが多かったようです。そして一階の壁が多く配置されていて、それも柱の横には壁が両サイドの配置されていたいえが多かったみたいです。この地方は地震の発生する頻度が低いといわれていて、現いいままではあまり地震による被害を受けていないという歴史がありますが、それにもかかわらず倒壊した建物が少なかったなのは、この地方独特の建物のあり方によるという内容の記事でした。現在の住宅は大きな開口、大きな空間とそしてコストを抑えるといったように地震対策としては矛盾する考え方が多くあります。しかし地震国である我が国土に建物を建てる場合先人の知恵ともいうべき建物のありようを考えていくべきではないでしょうか。現在のニーズと先人お知恵をどうマッチさせていくか、建築士にとって大きな課題を突きつけられたような気がします。ちょっとブログをサボっていましたがこれからは肩張らずにその時々に思ったことを書き加えて行きたいと思います。不定期になりますがよろしくお願いします。またコメントもお寄せください。

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