2019年9月 4日 (水)

建築士の独り言2019④

今回は毛色の違った話をします。

現在私の事務所では設計図書の作成はすべて3DCADを使って

BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)

としてデーター管理をしようとしています。

現在はCADデーターは3DCADですが、施工会社に渡すときは

PDFデーター(紙データー)でしか渡せません。

また確認申請機関にも申請書の表紙はデーターですが

審査は紙データーです。

先日3DCADのユーザー会でのセミナーで

鹿児島の確認申請機関(ERI)で行った申請をすべて

電子申請で行った方法の発表を聞きました。

画期的でした。面積などCADデーター上で検討ができ、

採光計算もIPADで検証を行って

紙データーは最初の申請書の1面から6面までの書類だけが

確認申請書としてタブレット上での管理だけで

行ったものです。

データー上での管理できれば図面の不整合が少なくなります。

検査期間も短くなり改ざんがしにくくなります。

国土交通省のHPでもBIMでの活用を推奨しています。

これからは3DCADの普及が加速的に増えると思います。

いまだにJWCADを使っている設計事務所は多いですが、

サポートがなくなってしまうようなCADソフトは

使わないほうがいいかと思います。

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2019年4月14日 (日)

建築士の独り言2019③

本年3回目の書き込みですが、またまた大手の住宅建設会社の

不正が発覚しました。今度は業界最大手のダイワハウスです。

今回も建築基準法のに合致していない材料、

工法などが内部告発により発覚しました。

私も以前は大手建設会社にいましたが、

どの建設会社も基本的に利益優先で

社内では法律に抵触又は発覚しなければまず利益を

優先する風潮はずっと変わっていない気がします。

心ある技術者が勇気を持って告発したと思いますが、

いくら企業がコンプライアンスを優先するといっても

利益を追求する企業にととってはどうしても出来ない

ことがあります。やはりチェック機能が働くためには

第3者よるコンプライアンスチェックが必要になります。

特に建築は人命守る大切な財産です。

建築士の第三者チェックの重要性を消費者にもっと

理解してもらう必要があります。

消費者も安全にはコストがかかることを理解してもらいたいと思います。

 

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2019年3月 2日 (土)

建築士の独り言2019②

本年2回目の書き込みですが、先日から報道されている

レオパレスの違法建築の話です。報道によるとレオパレスに使われている

外壁材料が、耐火認定を受けていないものを、さも受けているように

使っていたものです。本来ならば使用する前に

大臣認定を受けて上で実際の工事に使用しなければならないのを

今回報道で知ったのですが、後追いで認定を受けて今回の

違法状態を回避しようとするものです。

これでは本末転倒だと思います。法律で後追いで認定も

拒否できないことの法律の弱点を突いたもので、

数年前にもある超高層マンションで施工ミスで柱が折れるという

事故が起きました。本来なら折れた部分まで解体してやり直す

のが本来ですが、そのときは折れた部分の補強を認定申請して

通してしまいました。

これも大手の事業主でお金の力で法律の弱点を付いた方法で

まかりとおっています。

私は設計技術者の責任としてミス起こしてしまった時、

そのミスを責任を持って遵法するほうを選びます。

そのミスをミスで無くすために法律を代えてします。

こんなことがまかりとおっていいのでしょうか。

やはり原理原則を金の力で捻じ曲げてしまうのは

憤りを感じます。

私は設計技術者として自分の設計した案件には

思い責任があると強い思いを抱いて日々の業務に

取り組んでいます。

ミスをミスでないようにしてしまう。そんな責任の取り方は

ありえないと思います。

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2019年1月 6日 (日)

建築士の独り言2019①

明けましておめでとうございます。

今年も建築士の独り言を続けます。

来年はオリンピック、そして2025年は大阪万博

建設業界は何か活況を呈しているようですが、

昨年は災害が頻発し、屋根工事などは半年以上

工事ができない状態が続いています。

労働力不足が如実に直面しているわけですが、

建築の技能は一朝一夕では身に付くものではなく、

労働力不足はますます建築業界に暗い影を

落としていくことは間違いないと思います。

建築家として、伝統技術を守ることと職人不足

頭の痛い問題です。

今年もよろしくお願いします。

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2018年12月31日 (月)

建築士の独り言2018③

2018年も今日で終わりですが、来年は元号も変わり平成も終わりです。

思えば平成3年に独立して以来設計に携わって27年、

その過程でオープンシステムに出会って20年当初は既存の

建築システムを壊して、建築革命宣言、分離発注をすることで

今まで下請けで工事をしていた職人を元請として工事の

責任を持ってもらう。このシステムに多くの建築士に

参加してもらい、住宅建設における選択肢の一つとして

認知してもらうことを目的として、当初10人ほどから集まり

次第に多くが賛同し一番多く集まったときには400社以上の

建築事務所(個人事務所も含めて)が集まりましたが、

現在は203社、そのうち活動をしていると思われる設計事務所

は半数にも満たないのではないでしょうか

業者バンクに登録している専門工事業者も

だんだん数が減って工種別の複数入札もできなくなっています。

原点に戻り最初の理念を貫いてこそ未来が

あると思うのですが。来年はもっと多くの設計者が

賛同できるような施索が必要と考えます。

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