2009年10月 5日 (月)

建築士の独り言⑱

秋に開催予定していたイベントをいいお天気の中開催しました。

「建築家と職人達で究極の家つくり 2009秋」と題して職人さんの実演コーナー

パネル展示、そしてチェーンソーアート!!

職人の技にたくさんの人が興味を持っていました。

大工さんの鉋屑、板金屋さんの銅の鶴

セルフビルドの壁塗りなど体験コナーはにぎやかでした。 

また来年春に企画します。お楽しみに!! 

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2009年9月19日 (土)

建築士の独り言⑰

建築士の独り言第17弾です。以前にも話したことがあるのですが。建築学の教育についてです。現在の建築を教える教育の中で一番欠けているものは建築が生産物であるという視点です。人間が使うものという視点が欠けていると思います。特に住宅は人間の生活、健康に直結しています。いくらデザイン性の高い設計がされたとしても、そこに生産物であるという視点が無ければ、使い勝手の悪いものになり、欠陥があってもそのまま出来上がってしまいます。設計者は設計という視点と、生産物であるという視点が必要です。特に住宅を扱う設計者にはその視点が必要です。生産は業者にまかせっきりでは、いいものはできません。設計したものが生産も責任を持たなければ消費者が求める品質なのかどうか、確認できないと思います。私の瑕疵保証の検査員としていろいろな現場に行きますが、ほとんど現場で検査に立ち会っているのは職人です。管理者はいません。そのようなことで本当にいい家ができるのでしょうか。現場で管理している。監督は一人で何軒も掛け持ちで管理して、現場に来るのは週一程度そんな程度で品質管理ができるでしょうか、ましてや設計者はほとんど現場に顔を見せません。業者にまかせっきりです。来るのは仕上げの材料を決めたり表面の内容だけです。設計者は監理者であることを忘れてはなりません。CM方式はその点でも設計者の本来の業務に立ち返るいい方法だと思います。

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2009年9月16日 (水)

建築士の独り言⑯

本日鳩山政権が誕生しました。いろんな意味で期待するところ大であります。

今日のインターネットの記事でもそんな期待するところの記事がありました。日本の建設産業が外国に市場開放して消費者によりよい建設資産を提供するためにも、コンストラクションマネージメント方式(CM方式)の拡大こそが望まれる方法だと言う記事です。欧米ではCM方式は建設の主流で、日本に参入する場合CM方式の定着が条件的に求められるもだそうです。私もその意見には賛成です。ゼネコンは消費者のニーズに引きずられるまま、リスクの多くを抱えすぎてきました。そのため多くのリスク担保のためのコストを必要としてきました。そしてそれが建設業界の高コスト構造になり超低空の利益率の現況になっています。そして多くの建設会社がその超低空利益率にあえぎながら共倒れの危機に瀕しています。特に地方では技術者の数も少なく、公共工事以外では建設会社の生きる道が無い状態です。ではどうしたらいいのでしょうか。地方の行政官の中にはマネージメントができる技術者もおり、公共工事をCM方式の発注形態に替えていけば建設コストも無理なく低減され(10年ほど前に当時の建設省でCM方式でのコスト削減として提言されています)建設会社も一括請負のようなリスクを抱えることも無く、自社にあった専門工事業に特化すれば、地方でも十分に仕事をしていくことができると思います。それぞれの専門分野に特化して、建設そのもののマネージメントをするコンストラクションマネージャ-専門家としてオープンシステムの建築士はその先駆者であると思います。そしてCM方式が日本に根付いたとき私たちのやってきたことが大きく花開くと思います。民主党に政権が変わったように建設業界も政権交代が起きることを期待しています。

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2009年9月15日 (火)

建築士の独り言⑮

ちょっと以前の記事に沖縄県でマンションの廊下が倒壊する事故がありました。沖縄は特殊か環境で、亜熱帯地方特有の雨量の多い地域で、また四方を海に囲まれていて海からの潮風も多く吹く地域です。また、長年アメリカの統治下でアメリカ式で建てられた建物が多く、コンクリートの建物が多くあるのもそのためです。しかし建築資材の中でコンクリートほど自由な形状を作れて非常に使い勝手のいい材料である反面、扱いを間違えるととんでもない厄介な材料です。コンクリートいうと本土では事、住宅に関しては基礎に使われるのが大半で、あまり関心を持ちにくいと思います。しかし建物の基本は地球に重力が存在する以上基礎が一番重要です。その基礎にコンクリートは使われます。コンクリートはセメント(石灰から造る)と水を混ぜてその化学反応で硬化する性質を利用したものです。それに骨材(砂と、砂利)を混ぜて強度をコントロールします。またコンクリートは圧縮に強く引っ張りには弱いので、それを保管するために鉄筋を使います。これが鉄筋コンクリートです。しかしコンクリートは非常に不安定な材料です。水分、温度、攪拌時間、などさまざまな要因によって性質が変化します。ですからコンクリートは工場で作られてから、現場に打ち込まれて、硬化しそして強度が出ても数年たたって問題が発生することもあります。ですから現場ではコンクリートの監理は非常に難しいのです。これは余談ですが、原子力発電所は、コンクリートによる放射能シールドが鍵になります。コンクリートに毛細血管のようなひびがあれば放射能漏れの原因になります。現場の管理はコンクリート主任技師などの資格を持ったものが厳重に管理します。一般の建物もそれなりの管理は必要です。少なくとも、監理者、コンクリートを扱う専門工事業者は基本的な知識を持ったものが行うべきです。ともすれば現場ではコンクリートを型枠に流し込んでそれで終わり、それも流し込みがうまくいかなければ平気で水を加えでスムーズに流れていくことだけを考えているような業者がいます。そこには監理者もいません。やりたい放題です。

建築は現地一品生産ですので、現場で行われたことはそのまま放置すればそのままで進んでいきます。後でやり直しは大変な労力とお金がかかります。

品質を保つ為には安さだけでは限界があります。ある程度の品質管理コストも必要になります。そのことを消費者に説明しそして、限られたコストの中で最善の品質を確保することが必要です。重要なのは安さだけを追い求めるのではなく、基本的な品質はぜったい怠ってはいけないということです。普通よりやすいものは少し斜めから見たほうが安全です。

オープンシステムは安さを求める手法が根本的に違います。品質とコストのバランスをいかにして求めるか、そこに違いがあると思います。

10月4日にセミナーを行います。オープンシステムをわかりやすく説明します。

是非お越しください。詳しくは下記まで、

http://www.icen.com/event/seminar/4ninkai/2009seminarannai.htm

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2009年9月10日 (木)

建築士の独り言⑭

民主党の大勝で選挙が終わりましたが、雑誌の記事に民主党の住宅政策の大転換という記事がありました。住宅の価値のあり方が根本的に変わるというものです。

今までの住宅は30年、40年の建てばその価値は著しく低下し、資産として残すことができないのが現状です。そして建替え、スクラップアンドビルドスタイルが主流でした。

しかし昨今長期優良化住宅の考えが出てきて、より丈夫に、より長く仕える住宅を作ろうという動きになっていますが、しかし住宅の資産価値という面からは相変わらず何も変わっていないのが現状です。

日本は国土が狭い成果土地に対する価値はある程度普遍ですが、

こと上物に関しては、あまり価値を認めてきませんでした。

戦後の住宅難を解消するために、早くて安い家を作ることが至上命題だったからです。

しかし戦後も六十有余年もたちその考え方も転換しないといけない時期に来ていると思います。

欧米諸国のように最初の建てるとき100年200年と受け継がれていけるように、丈夫さはもちろんのこと、時代の変化に応じて変化していける家、また古くなっても資産価値が減らない、もしくは上がるような仕組みの建て方に替えていかなければいけないのではないでしょうか。

民主党の政策はそういった観点から新築中心の政策から変えていこうというのが基本になっています。

また、建築基準法を抜本的に見直し地域の実情にあった法律に変えていき、地域の家つくりに今まで携わってきた職人の技術が生かせる方法を考えていこうという方向になりそうです。

オープンシステムはまさに10数年前からその考えを導入し、職人の技術を生かせる方式として、設計者と職人がコラボレーションをして家を作ってきました。

まさに民主党が考える方策とマッチしています。これからの街づくりの考えが企業中心から、住民中心へと変わっていくことは間違いないと思います。

そのときに私たちオープンシステムの設計者がその職能を活かし、専門工事業者と一緒にこのことに答えていかなければならないと思います。

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2009年9月 7日 (月)

建築士の独り言⑬

防災の日を機に防災科学技術研究所・兵庫県耐震工学研究センター(通称Eディフェンス)では過去の行われた地震の実験映像がインターネットで流されました。これらの映像を見ると、最先端の技術で建てられた超高層ビルも危険がいっぱいであるということです。長周期振動が建物建物内部の揺れを増幅して、固定していない家具などが走り回る映像がありました。建物は柳のように倒壊はしなくても中では大変な揺れを起こしているのです。これは低層の建物でもある程度いえるのでは、いくら耐震構造でも、揺れが増幅したり、家具が固定されていなかったら、少しの揺れで倒れで下敷きになり大怪我をするケースもあります。備えあれば憂い無し、耐震補強はもちろんのこと、家具の固定も大事だし、もし余裕があれば免震対策も。

私の取り組んでいるコロンブス工法は、地盤免震工法。通常の免震工法に比べても遜色の無い効果もあり、そしてさまざまな制約も無くいかなる地盤でも使えます。

備えあれば憂い無し、免震工法をお考えのとき検討してみてください。

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2009年9月 2日 (水)

建築士の独り言⑫

9月1日防災の日でした。この日は1923年9月1日起きた関東大震災に因んで制定された記念日であり、日付はその9月1日で、1960年に制定されました。先日も静岡県を中心にマグニチュード(M)6.5の地震がありましたが、静岡県は以前から地震に対する意識が高く、備えもしっかりして行っている人が多くこれだけの地震がおきても他の地域と比べて被害が少なかったと思います。しかし全国的には住宅の耐震補強も進んではいますが、しかしまだまだ耐震化率は進んでいません。

また昨年に改正された建築基準法で4号特例の見直しがありましたが実施時期については未定でした(地場の工務店が混乱するため)。しかし一部の自治体は先行的に見直しがされ特例がはずされているケースも出ています。住宅の大半を占める4号建物の構造根拠を示す計算をされることは非常によいことで今後は計算書をつけて確認含め設計作業がなされることは、今まできちっとして計算をしてきた私にとっては当たり前の状況になってきたと思います。昨年の調査で1800棟もの構造欠陥が指摘され、多分それは氷山の一角で、現在の軸組み工法で金物を使って接合部したものであれば、当然その根拠を示さなければいけないと思います。

取り留めの無い話になりますが、選挙結果が出ました民主党の大勝です。今回の選挙での民主党のマニュフェスト政策集に建築関係の記述がありました。

「建築基準法などの関係法令の抜本的見直し、住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化、関連組織の整理・縮小に取り組みます。また、よりきめ細かな住宅政策を推進するため、必要な予算をすべて地方自治体に一括交付します。」とあります。

2006年4月に民主党の長妻議員が耐震偽装問題を受けて対策法案を提出しました。

そのときに骨子に

1、「設計施工の分離の促進」があります。

設計事務所の立場を十分に理解し、そして再発防止策として最善の策を提案しています。民主党政権が誕生しこの法案が成立すれば建築士の地位も向上し行くのではないかと思います。

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2009年6月 9日 (火)

建築士の独り言⑪

09060714 6月7日の日曜日オープンシステムの大阪メンバーと、各省エネ、

エコに取り組んでいるメーカーと合同で、「省エネ、エコ住宅フェア

2009」と銘うって、イベントを開催しました。天候も幸いなことに、あ

まり暑くなく、雨の心配のない状態で行いました。午前中は、それ

ほどでもなかったんですが、午後からは大盛況で、たくさんの人に

きていただきまたイベントの各ブースも興味があるのか説明を

受けている人がたくさんいました。中には見積もり依頼も受け付け

ているメーカーもあったみたいで結構な見積もり依頼を受けたみたいです。

設計事務所としてはオープンしシステムを知ってもらうために、たく09060718_2

さんの人にアピールができたと思いますがこれからの雰囲気次第です。

写真は目玉のイベントであるチェーンソウアートの世界といううことで、

チェーンソウの木彫りの実演を行いました。午前午後一度ずつ行い、

その作品をアンケートを書いていただいた方に抽選で

差し上げました。あたった方は大変喜んでいただき、イベントは

そこそこ成功であったと思います。写真は午前中ですので

ちょっと少ない雰囲気ですが午後はたくさんの人にきていただきま

した。よかったです!

また秋に計画したいの思っています。

   

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2009年4月25日 (土)

建築士の独り言⑩

少し時間が空きましたが、又気になる情報があったので書きます。政府の景気対策の一環としてエコに関する補助金や、優遇税制などがいわれていますが、そもそもエコって何でしょうか。ウィキペディアによると、「エコロジー(Ecology)の略。「環境」や、環境に関わる事象のこと。正確には「生態学」を指す」とあります。もっと詳しく説明すると、「環境に配慮していそう」なファッションなどから、「地球に優しい」と称する最先端技術や企業活動、市民活動、「自然に帰れ」という現代文明否定論まで、きわめて広範囲にわたる。」とあります。なんだかよくわからない説明がありましたが、自分なりに考えると、「自然にやさしく」「環境に配慮する」「自然と共生する」などまだまだあると思いますが、要するに生活の過去帰り、原点帰りが基本ではないかと思います。自然とともに生活も変える、暑いときは暑い也に、寒いときは寒い也に、晴耕雨読そんな生活スタイルが、といわれても現代人の生活環境はそんな自給自足の生活に戻ることは不可能です。ではどのような生活スタイルがエコな生活であるのか、それは人それぞれですが、少なくとも自然の持つ癒しの環境をうまく取り入れて生活することが現代人のエコ生活ではないかと思います。暑いときはクーラーの温度設定をちょっとでも高くしておいて、涼風を取り入れる工夫、寒いときは一枚余分に着込んで、暖房をあまりかけないようにするなど、たくさんのエネルギーを使い、一定の快適な環境を保ち続けることは、エコな生活ではないように思います。もちろん住環境には快適感が重要ですが、人間における快適な環境はエネルギーをたくさん使って造るものではなく、少ないエネルギーで、自然の摂理にかなった環境ですごすことが一番と考えます。6月7日にエコ、省エネをテーマにイベントを開催します。多分いいヒントがあるかもしれません是非おいでください。

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2009年3月30日 (月)

建築士の独り言⑨

住宅瑕疵担保履行法が10月1日施行するお知らせが国土交通省より各新聞に載っていました。10月1日引渡し物件からですが、4月1日から保険法人の受付が開始されます。この法律は住宅の供給者側の資力を担保して、瑕疵が発生したときに消費者が損害をこうむらないようにする法律ですが、瑕疵を補償する部位は限定されています。ですから一般によく発生する、設備とか、表面の仕上げ材の欠陥などはこの法律では補償されません。しかし消費者にとっては、表面上も構造上も欠陥には変わりなく、この秋以降補償をめぐってトラブルが多く発生することを予測する向きもあります。先回も書きましたが、この法律は最小限の消費者保護です。ですから賢い消費者は住宅を建てるとき、よく調べそして納得のいく方法で建ててください。大手メーカーだから安心ってことはありません。私たち設計者に任すことも選択です。オープンシステムは設計者が前面に出るやり方です。監理も本当の監理を行います。任せて安心です。欠陥の無い建物を造るには是非オープンシステムで!!!

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